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経営者支援 ITコーディネート業務効率化システム構築

執筆者の写真清水 尚志

「頭に来てもアホとは戦うな!」を読んで

人生、もっと早く知っていればな~、って思う事、沢山りますよね。


この本も、その一つです。「ずいぶん私の人生、回り道をしてきたな」「戦わない方が良かった相手と戦ってしまって、私の戦力を無駄に費やしてきたな」と、つくづく感じたわけです。


私の人生。っていうほど大げさにいう事はないのですが、私の性格からでしょう、「自分の信念を突き通すことが人生の目標である!」と勘違いてして、今思うと人生において大損していたと気づかされたのです。


信念の使い方を誤ると、とんだ羽目に陥ります。本来、協力関係でなければならない人に嫌われる。嫌われるから仕事を干される。だから、面白くない。だから現実逃避。パチンコにのめり込み、無駄に時間とお金を浪費する。こんな生活が、サラリーマン時代、かなり期間ありました。


信念は、自分の仕事を成し遂げるために使うもので、自己顕示欲の為に使ってはいけません。もしそんな言事の為に使ってしまうと、ほんと、大変な目に合います。

今は私は、そのことを自覚できていますが、まだ自覚していない人が、どんどん辛い立場に、自分自身を追い込んでいる姿を見ると、心が痛みます。早く気づいてほしいものです。


私は、若い頃、自分の能力を過信する傾向にありました。何処からくる自信だか分かりませんが、「自分ならこうする」「こうすれば必ず成功する」という自信と、「あいつには負けたくない」といコンプレックス。そんな感情が絡まって、自分の行動に表れていたのだと思います。そんな奴、だれも相手にしませんよね!そう、私でも、若かりし頃の自分とは付き合いたくありません。


今でも時々、昔の変なプライドがムクムクと涌いてくると気があります。でも、年をとったせいか、もう一人の自分がいて、客観視できるようになり、自制心で助かっていると思います。


この感覚を身に着けるために助けとなったのが、今、参加させて頂いている「倫理法人会」です。最近、コロナウイルスの影響でモーニングセミナー(朝6時から色々な人の体験談や講話を聴く会)が開催されていませんが、ここでの体験が、大きく影響しています。


自分の力で生きてきたと勘違いしていた自分。戦う必要のない人との闘っていた自分。そんな勘違い、考え違いを正してくれた「倫理法人会」に感謝しています。そして、今回の本の教えと共通点があるなと感じている次第です。

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