皆さんは、テレビを1日何時間みてますか?
私は、週に1時間程度、決まった番組を見る程度です。
それでも、昔は「テレビ小僧」でした。大学生の頃、下宿に帰ると、まずは、テレビのスイッチを「ON」。部屋にいるときは、ほとんどテレビが映っていました。
その当時は、動く情報(動画)は、テレビか映画しかありませんでした。情報を得るチャネルは、新聞かテレビか雑誌、書籍しかない時代。ぼちぼちインターネットも普及し始めの頃で、動画なんて、とてもとても、写真をダウンロードするにも、1分も2分も待たなければならない時代でした。
ま、それも「味」の一つだったのですが……
今は、YouTube、Facebook、Twitterなど個人で情報発信したり、個人のHPを持ったり、その情報は、google先生が、どんどんリサーチして、インデックス化してくれて、世界の人々が見に来てくれています。情報は、個人から直接世界に発信できる時代になったのです。
昔なら、映画や劇、アトラクションの感想や評価は、テレビや専門雑誌に任されていました。当然、編集者の、いや、放送局や出版社の意思が働き、バイアスがかかります。まるで、人工甘味料たっぷりの無果汁ジュースを創るが如く、本来の意味や現実を特定の方向に導こうとしているように思えます。
テレビや新聞、雑誌はある程度(過去の事かもしれませんが……)権威がありましたら、信じ切ってしまうケースもあったでしょう。つまり、偉い方の発言は正しいとバイアスがかかり、自分で情報を整理し、考え、仮説を立てるということを放棄してしまいがちだったのです。
その点、インターネットは、個人の考えや、生の情報(と思えるもの)がアップされています。しかも、タイムリーに。しかし、その情報が全て真実であると、誰も思っていません。なぜなら、誰が発信した情報か定かではないためです。だから、どこかで「怪しい」と警戒心をもって見聞きしています。私もそうです。
でも、複数の意見や、投稿記事を眺めていると、オールドメディアとの乖離が目に付くようになります。そう、違いが見えるということは、自分で考え、自分の仮設を持てたということなのです。
自分の考え、自分で考え自己責任で行動する。これは、人間が人間である強みであり、特徴なのです。それを放棄すると、人間ではなくなります。
テレビを見るのは、悪いことではありませんが、せめて、テレビから得られる情報量と同じくらい、他のメディア、特に、インターネット上の情報に接してみてください。
新しい発見や、今までの常識が非常識であるかもしれないなどの発見があるかもしれません。
くれぐれも、「自分の頭で考え、行動する」ことの重要性を忘れないでください、ネ!!
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